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マイク・タイソンが敗れ、引退宣言とのことです。 WOWWOWが観れる環境ではないので、試合の模様などは知りませんが完敗だったみたいですね。 相手は18㌢㍍大きく、18㌔㌘重かったそうですが、元アイルランドへビー級王者という肩書きを見る限り、本来格下であることは間違いないでしょう。 しかも、ヘビー級でやる以上は体格差は言い訳にはなりません。 実際タイソンはとうにピークを超えていると思っているので、ずるずると現役を続けて無様な姿を晒すよりは、もっと早く幕弾きをして欲しいと願っていました。 それでも、タイソンの名前を聞くとやはりちょっと胸が高鳴ってしまう自分もいます。 もう辞めた方がいいのに、と思いつつ、試合が観たいと思ってしまう… それだけ全盛期の彼はインパクトを与えてくれていました。 ベストのタイミングではなかったと思いますが、幕弾きを決意した彼のコメントは涙を誘うものです。 「試合を続けたかった。でも、体が動いてくれない。自分が愛したボクシングをもうこれ以上、侮辱することはできない。これ以上の闘いはできない。オレは闘えない」 辰吉に聞かせてやりたい台詞です。 素行の悪さでボクシングを随分侮辱してきた彼ですが、それでもやはりボクシングを愛していたのだなあと思うと涙が出てきます。 過去に引退宣言→撤回を繰り返してきたので、また出てこないとは言いきれませんが今回は本物の言葉だと思います。 デジタルな言い方をすれば、選手としてはとうにピークを過ぎたロートルの引退劇かもしれませんが、間違いなく一時代の終わりだと受け止めます。 お疲れさまでした… ※彼の経済状況から、立ち消えになりかけていたK-1参戦などがまたリアリティーを帯びて来ていますが、非常に複雑です。 タイソンには会いたいけど、醜態は晒して欲しくない…
by ma5a5h1-75
| 2005-06-13 08:57
| BOXING
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