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今年はボクシングを選択した為、行けませんでした。 (隣までは行ったのでパンフだけ買ってきました…笑) TVで観た範囲で書いてみます。 ○レミー・ボンヤスキーvsチェ・ホンマン× チェはもっと体格を活かして攻めるべきでした。 結局レミーの思う壺で、ローを効かされて判定負けです。 レミーがそう攻めてくるのは十分わかっていたはずなんですけどね… なぜ判定に不満げな表情をしていたのか全くわかりません。 疑う余地はなかったでしょう。 ×レイ・セフォーvsセーム・シュルト○ 前日にレイの関係者から調子がよくないとは聞いていましたが… 1Rはカットされていたのですが、2R頭で今まで見たこともないような弱気な表情のレイでした。戦意は完全に失われているようでした。 それでもダウンを拒み、盛り上げようとする根性はたいしたものでした。 しかし、ここまで何もできないレイを見るのはつらかったです。 ×ジェロム・レ・バンナvsピーター・アーツ○ 準々決勝で観るにはあまりにもったいないカードです。 両者非常に調子がいいようでレベルの高い攻防でした。 序盤から随所にピーターの試合巧者ぶりが見えますが、ジェロムも威力のあるパンチや鋭い蹴りで応戦する非常に見応えのある試合です。 3Rの漫画のようなクロスカウンターには大袈裟でなく涙が出ました。 最近地に落ちたK-1ですが、古きよき時代の息詰まる熱戦でした。 3R目にややスタミナ的につらくなってきたジェロムはペースを奪われ、凌ぐのが精一杯という感じになってきますが本戦判定では決着つかず。 延長では3R目の勢いそのままにピーターが圧倒しました。 ○武蔵vsルスラン・カラエフ× どうして延長になったのかさっぱりわかりません。 延長がどうして武蔵だったのかもさっぱりわかりません。 確かにルスランが先にスタミナ切れしましたが、それでもやられるでもなく、防戦一方になるでもなく攻め続けました。 いつもの攻めきれない武蔵です。 対するルスランははじめのスピードやキレはないものの手を出し続けています。 こういう判定をするからダメになるんですよ。 リザーブファイトは放送なし… ピーターは肋骨骨折とのことで無念のリタイアとなり、リザーブファイトで勝利したらしいグラウベが準決勝のリングに上がることになりました。 ×レミー・ボンヤスキーvsセーム・シュルト○ かつてアレクセイの躍進で、首相撲からの膝に制限を与える糞ルールができました。 しかし、それをあざ笑うかのように膝一発でレミーを飛ばしました… 体格を活かした恐ろしい武器です。 三連覇のかかった王者の意地として立ち上がるも、勝負は決していました… セームの鬼神のごとき追撃を受けてあえなく1Rで沈みました。 ○グラウベ・フェイトーザvs武蔵× 自分の目にはどこがどう勝ったか全くわからなかった武蔵… ダメージはだいぶ蓄積されている様子でした。 1R終盤にそんなに効いてはいなそうでしたが、去年のように余計なダウンを喫します。 ディフェンスが生命線なのに、時折このように真っ正直なストレートでダウンを喫したりするのは武蔵の悪い癖ですね… 2R目にはグラウベの圧力に負けてまっすぐ下がってしまいます。 ディフェンスマスターにあるまじきこの動きが命取りでした。 戦慄の膝で完全KOでした。 近年、最もKOするのが難しい選手の一人になった武蔵を完全にKOで葬ったグラウベは見事だったと思います。 ○セーム・シュルトvsグラウベ・フェイトーザ× 奇しくも開幕戦と同じカードが決勝カードになりました。 開幕では何もさせてもらえなかったグラウベは準決勝のレミー同様セームに苦手意識を持っていると思われるので非常に不利でしょう。 結果はまさに秒殺でした。 左膝一発で完全に意識を飛ばしました。 2000年、ジェロムにKOされたフランシスコを思わせる戦慄のKOでした。 とりあえず完璧な優勝です。 セームを確実に止められる選手は思いつきません… 他の選手はよほど頑張らないと長期政権の安定王者になってしまいます。 奮起を期待します。 相変わらずおかしな判定があったことと、風が向いていたピーターの負傷リタイアが残念でしたが、2001年(マーク・ハント)以来の納得の強さを持った王者です。 (アネストとレミーには申し訳ないですが…) そういった意味では思ったよりいいGPだったと思います。 ※セームを消してしまったので結果は全然ですが、前の記事で書いた予想は結構イイ線いっていたと思いませんか?(笑)
by ma5a5h1-75
| 2005-11-20 06:27
| K-1 WGP
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