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速報でも流したとおり、緒方選手の相手が急病の為試合が流れてしまい、とても残念だったのですがアンディーがエキシビジョンをやってくれたことでダメージは最小限でした。 アンディーは自分の試合がなくてもよくSBの為に来日しているし、今回の働きを見てもSB愛がすごく感じられていいですね。 第1試合 フレッシュマンクラス 57㌔契約 3分3R ○センカン大和vs岩崎晃久× 【KO 1R 2分22秒】 開始早々センカンの打撃がクリーンヒットです。 この試合がデビュー戦という岩崎選手は、最初のダウンですっかり腰が引けてしまって防戦一方になった為、そのままダウンを奪われ続けてあえなくKO負けになりました。 第2試合 フレッシュマンクラス ヘビー級 3分3R ×岩下雅大vs西脇恵一○ 【判定 3R 0-3】 まさかこの試合が判定まで行くとは思いませんでした。 1R目からよかった頃のボブ・サップのような豪腕ファイトでダウンを重ねる西脇選手。 KOは時間の問題かと思いました。 しかし、どんどんスタミナがなくなってヘロヘロです。 相手もそこに付け込みきれず、逆転勝ちのチャンスを逃した感じです。 第3試合 エキスパートクラス特別ルール 59㌔契約 3分3R ×歌川暁文vsナグランチューンマーサM16○ 【判定 3R 0-3】 この日の歌川選手はあまりよくなかったですね。 序盤で奪われたペースを取り返すことが出来ぬままでした。 M16は前戦判定に泣きましたが、この日はきっちりいい動きをして見事勝利です。 第4試合 エキスパートクラス特別ルール 68㌔契約 3分3R ×関本宏vs尾崎圭司○ 【判定 3R 0-3】 失礼ですが地味な関本選手、相手が派手な尾崎選手ということで狙っていたのでしょう。 お株を奪うような回転系の大技を頻繁に出してきます。 クリーンヒットこそしませんが、尾崎選手はペースをつかめず苦戦です。 尾崎選手は意外にもやや劣勢が続きましたが、3Rに起死回生の綺麗なジャーマンを決めシュートポイント2をゲットします。 それに味を占めて、その後も投げを狙いますが決まらずそのままゴングでした。 第5試合 エキスパートクラス特別ルール 59㌔契約 3分3R ○石川剛司vsKAWASAKI× 【判定 3R 3-0】 KAWASAKIはSBルールに泣いたという印象です。 序盤から投げを警戒してかイマイチ踏み込んでいけません。 そうこうしているうちに、いい打撃をもらってポイントを失っていき、得意の近距離に活路を見出すと投げられるという悪循環でした。 いいところを出せずに敗れてしまいました。 第6試合 エキスパートクラス 70㌔契約 3分5R ×菊地浩一vs大野崇○ 【KO 4R 1分45秒】 勝負の恐ろしさがモロにでました。 菊地選手は圧勝ムードでした。 その瞬間までは激戦ながらほぼ完璧に試合を運んでいたと思います。 昔から一発のあるタイプという印象の大野選手は、この日もそこまでの劣勢を一撃でひっくり返す見事な膝一閃でした。 一撃で菊地選手をKOしました。 第7試合 エキスパートクラス 70㌔契約 3分5R 緒形健一vsジョニー・エドゥアウド 【中止】 エキシビジョン 2分1R 緒方健一vsアンディー・サワー リング上で挨拶をしていたアンディーが突如エキシビジョンの提案をしました。 (通訳として上がった方が全く通訳出来ていませんでした。なぜあの人にしたんだろう?) サイン会をきっちりこなした後、会長の挨拶の間に準備をして(とはいってもスパッツは持って来ていなかったようで、ジャージの下にTシャツというようなスタイルです)リングに上がりました。 今のSBにおいてはシーザージムのtop3の試合がトリプルメインのようなものです。 特にこの日はそうでした。 そのひとつがキャンセルになったのは通常かなり大打撃なのですが、アンディーの男気によってかなり救われた感じです。 S-CUP決勝で実現してもおかしくないカードが観れたのですから大満足です。 もちろん両者本気ではなく、マススパーに近い形でしたが、ついさっきまで試合をするつもりだった緒方選手の動きは当然最高で、試合予定のなかったアンディーさえも時折例の高速コンビネーションを披露するなど、2分とはいえ見応えがありました。 終了間際にアンディーがダウンするパフォーマンスもあり、非常に盛り上がりました。 第8試合 エキスパートクラス 70㌔契約 3分5R ○土井広之vsダスティン・ジョンソン× 【KO 1R 1分44秒】 最近の土井選手はノリにノッてますね。 これだけキラーローが有名になっているので、警戒されそうなものですがこの日も面白いように鋭いローを当ててあっさりKO勝利です。 エースを一人選ぶのは困難に思えるほどシーザージムは絶好調です。 第9試合 メインイベント エキスパートクラス 70㌔契約 3分5R ○宍戸大樹vsアンドレイ・ジダ× 【判定 5R 3-0】 序盤はアンドレイの圧力にちょっとてこずっていましたが、落ち着いて捌きながらスタミナを奪っていった宍戸選手が中盤以降は完全に支配しました。 宍戸選手のキレがあり美しい攻撃でアンドレイは攻め手を失っていきます。 アンドレイはかなりかっこいいですが、五味選手とやれるレベルではなかったですね。 ダウンを取るような機会はなかったですが、文句ない内容でした。 宍戸選手本人は倒せなかったことに不満があるようでしたが、もちろん本人はそれくらいの向上心が必要だと思います。 しかし、この日の試合は恥じるような内容ではなかったです。 以前シーザージムを見学に行った時のこまやかな心遣いと、指導のうまさと人柄ですっかりファンになってしまったので、今年のS-CUPはなんとか頂点を獲って欲しいです。 ちなみに、この後アンディーがロープを広げてみんなを先にだしてあげてました。 ほんと、いい奴って感じです。 あ、あとリングからアンディーが投げたリストバンドを見事キャッチしました! あの瞬間意思の疎通がありましたよ(笑) それから、この日はリングサイドが超豪華でした。 選手に会ったことがあまりない人は、客席を見ているだけでおなか一杯だったかもです。 あまりに多いので敬称略、略称上等で会った選手を並べてみますね。 マッハ(他チームマッハの選手)、五味、帯谷(他チームラスカルの選手)、武蔵、TOMO、安廣、TATSUJI、堀、HAYATO、宮田、石川、石井、及川… ぱっと思い出してもこれくらいです。PもKも入り乱れてます(笑) 楽しめました~
by ma5a5h1-75
| 2006-02-10 23:15
| Shoot boxing
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