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かつての前田氏の成し遂げてきたことは本当に尊敬に値します。 今の日本の格闘技界の礎を作った人といってもいいでしょう。 しかし、昨日の大会後に須藤選手にむけて出されたコメントは理解しがたいです。 (以下、BOUT REVUE様より抜粋) 前田日明HERO'Sスーパーバイザーは大会終了後の記者会見で須藤流を「フィッシンング(魚釣り)戦法」と批判。「相手のバランスが崩れるのを待つ戦法も、行き過ぎるのはいかがなものか? 100%ダメということじゃないけど、狙い過ぎるのは違う。全選手があれをやるとどうなるか?『ちょっとそれ、君、ずるいんじゃない?』って感じましたね」と話し、「元気君はもっと地力がある子なんだから、そういう戦法に頼らなくても勝てる。試合は技を競い合う場所。決勝はトリックや小細工無しで、彼のポテンシャル全開でガンガンやりあって欲しい」と希望を述べた。さらに「海外の格闘技関係者からは『なぜ須藤の戦法にはイエローカードを出さないのか?』と聞かれる。もっと審判にもしっかりして欲しい」と語り、ルール面で須藤流を規制したい考えを示した。 (抜粋終わり) 真正面からぶつかるだけが格闘技なのでしょうか? まして須藤選手の戦法は「逃げ」でないことくらい明白です。 ボクシングでもたまに打ち合いを嫌って、ジャブをちょこちょこ当てては脚を使うという作戦を目にします。正直それは観ていてあまり面白いものではないのですが、須藤選手の場合は観ていて飽きさせないような工夫をしながらその作戦を取っています。 プロとしては十分でしょう。 しかも、アウトボックスは正当な作戦として確立されており、それを批判すると言うのはナンセンスです。相手が打ち合いを好む選手(今回の高谷選手はそのパターンですね)だったら、その狙いをスカしてスタミナを奪っていくのは常套手段でしょう。 須藤選手の動きにカッとなるようならまさに思うツボです。 格闘技にはそういった心理戦の要素も多く含まれるはずです。 ましてやゴングまで逃げ続けて、ちょこちょこ当てた打撃だけで判定勝ちとかならいざ知らず、2試合とも見事に一本勝ちを決めている選手に向かって言う言葉でしょうか? 観戦記でも書きましたが、宮田選手との試合では1R押されていたことを受けて2R目にガラッと戦法を変えて、見事ペースを奪い返して逆転の一本勝ちをもぎ取っています。 そういった試合を組み立てるうまさも持っており、攻守の切り替えも早いです。 彼の頭のよさがなせる業でしょう。 格闘技のことをわかっていないようなバカなプロデューサーの言葉であれば、「ああ、やっぱりバカなんだな」で済むと思うのですが、よりによってあの前田氏の口からこの言葉が出たかと思うと残念でなりません。 よほど宮田選手か高谷選手を勝たせたかったんでしょうか? 「全選手があれをやったら…」と言うくだりがありますが、できませんって! あれは須藤選手が長年かけて築き上げてきた「須藤流」であって、他の選手が真似しようとしたって一朝一夕に出来るものではありません。 「試合は技を競い合う場所。決勝はトリックや小細工無しで、彼のポテンシャル全開でガンガンやりあって欲しい」って、言ってること矛盾してませんか? 彼の戦法は立派な技じゃないですか。他の選手は逆にそれをどう崩して自分の土俵にもって行くか…それこそが技の競い合い=試合になるのではないですか? 誰だってフェイントとか当然の技術として使うはずです。 簡単なところでは、下を見ながら上を打ったり… それはトリックや小細工じゃなくて、どうして須藤選手の戦法だけそういう言い方になるんでしょう?個人的感情でモノを言ってるようにしか聞こえませんよ。 「海外の格闘技関係者からは『なぜ須藤の戦法にはイエローカードを出さないのか?』と聞かれる。もっと審判にもしっかりして欲しい」と語り、ルール面で須藤流を規制したい考えを示した。 そんなの愚の骨頂ですよ。 格闘技の新しい可能性を示してくれているのに… 確かに審判はもっとしっかりしなくてはいけませんよ(笑) レフェリングもジャッジもあまりにひどいですからね。 総合格闘技なんて、いかにルールで縛らないかというところに面白さがあるはずです。 色んな可能性があるからこそ、技術的な進歩が生まれる。 ドロップキックもサソリ固めもキン肉バスター(笑)もやっていいという状況で、どう闘うのが有効であるか考えてそれを最高の肉体同士が実践するところに面白さがあるはずです。 数年前絶対だったマウントポジションはいまやひとつも絶対じゃないです。 それくらい進化のスピードが速いこの世界で、だれも須藤流を破れないのであれば、須藤選手が絶対王者として君臨すればいいじゃないですか(笑) ルールで規制するのは本当につまらないことです。 K-1もアレクセイの躍進に怯えて、変な膝規制を設けてからつまらなくなりました。 逆にPRIDEの四点膝の解禁はこれまでの勢力図を塗り替え、さまざまな技術の進歩や純粋に面白い試合を増やしたと思います。 尊敬する前田氏の口から、(一時の感情的なものかもしれませんが)このような言葉が発せられたことは非常に残念です。 この発言内容が現実にならないことを願ってやみません。
by ma5a5h1-75
| 2005-09-09 07:27
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