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この日は5試合しかなく、失礼ながら残り4試合はパッとしませんでした。 クレイジー・キムの試合は壮絶でしたが、タイトルマッチではなかった為やむを得ず上記のちょっと締まりのないタイトルになってしまいました… クレイジー・キムといえば、日本と東洋の絶対王者として長く君臨しており(日本は先日返上)、もう目指すは世界だけというような状況です。 ことあるごとに「デラホーヤとやらせろ!」と言い続けていましたが、それも単なるビッグマウスではないと納得させるような戦績です。 既にWBCランクも一桁まで来ているのですから… しかし、ライト級位から上は格段に世界挑戦が難しくなります。 重いクラスになると、上位ランカーが欧米中心になり、層の薄い日本の選手がいくら頑張っても見向きもされないという現状があり、勝ち負け以前に試合を組めないといいます。 世界タイトルの重み自体は階級に関わらず一緒だと思うのですが、中量級以上になると挑戦する機会すら与えられないケースがほとんどです。 ここまで6年近く負けなしできているクレイジー・キムに一度も世界挑戦のチャンスが巡ってきていないことからもわかると思います。 今回の相手はWBAスーパーウェルター級の上位ランカーです。 WBCではクレイジー・キムより下のランクになります。 重量級の上位ランカーが来日すること自体珍しいことです。 この階級の上位ランカー対決が実現するのは結構奇跡的です。 相手のハビエル・ママニですが、身体能力が高そうです。 実際試合が始まってみると、スピードとキレが凄いです。 軽そうなパンチですが、タイミングがあったら危険な感じです。 クレイジー・キムは慎重に距離をとってボディーを中心に攻めます。 相手も完全なクリーンヒットにならないようにギリギリのディフェンスをしている感じで、世界レベルのスリリングなボクシングが展開されます。 基本的には相手のスピードにも対応して、パンチもよく見えていた感じです。 取られたと感じたラウンドは9Rまでで2つくらいでした。 (この試合は10回戦で行われていました) そして迎えた最終10R。 集中力も落ちていません。 相手のパンチはよく見えていて、序盤から効果的だったボディ打ちも決まります。 このままいけば文句無く判定で勝てます。 WBCのランク上昇、そしてWBAの上位にも食い込めそうです。 対する相手は、もう倒すしかない状況でしょう。 アウェイだということも含め、よくわかっていたと思います。 残り1分というあたりでしょうか、乱打戦の様相を呈します。 ポイントが微妙な時はよく見られる光景です。 しかし、この日のクレイジー・キムはそれに応じる必要はなさそうでした。 これまで同様距離をとって、自分のボクシングをすれば勝てる試合です。 ただ、やはりボクサーたるもの、倒したい気持ちは強かったのでしょう… 安全な勝利を捨て、激しい打ち合いに応じます。 とはいえ、自分も含めほとんどの人(本人やセコンド陣に至るまでかもしれません…)は「パンチ力ならクレイジー・キムだから、最後に倒せるチャンス」と思ったでしょう。 相手のパンチはスピードとキレは抜群ですが、一発で倒されるようなパンチではないという判断をしても普通だと思います。 タイミングよくカウンターでもらったら危険ですけどね… そして、最後の激しい打ち合い。 盛り上がりも最高潮です。 足を止めての激しい打ち合いに、クレイジー・キムのいつも通りの豪快なKOを会場のみんなが期待していたことでしょう。 残念ながらタイムアップと思ったその時でした… 自分の席からは死角ではっきりわかりませんでしたが、恐らくカウンター気味に入った右のショートフックかなにかでしょうか? クレイジー・キム、まさかのダウンです。 その時、時計は2分59秒… 今時マンガでもそんなベタな事はしないであろう、残り1秒でのダウン… 最終ラウンドはゴングに救われないので、カウントが続きます。 何とか立ち上がるもダメージは深く、足がもつれるように再び崩れます。 そしてそのままカウントアウト… 10R3分09秒、大逆転KO負けとなってしまいました… あまりに劇的な幕切れに、しばし立ち上がれませんでした。 経過レポートに書いたように、判定なら普通に勝てていたと思います。 仮に最後、立ち上がってファイティングポーズを取れたら… 10Rの採点が8-10になったに過ぎないので、ギリギリ勝てたかもしれません。 「たら」「れば」を言っても始まらないですけど… 普段、応援している側の選手が最終ラウンドで判定負け必至の時、最後の最後でも逆転KOできればそれでいいから!って強く思うことは多いです。 しかし、普通そうはいかないものなんですよね。 最後の最後に逆転KOしてくれた試合はこれまで記憶に無いです。 まさか逆の立場で食らうとは… ロッキーとかのベタなフィクションでしかありえないと思ってました。 ボクシングの怖さと面白さを見せ付けられました。 クレイジー・キムは相当ショックだと思いますが、逆に世界のtopクラスとの差は無いことが確認できたので、プラスに考えて立ち直って欲しいです。 ※写真は後ほどupするかもしれません。
by ma5a5h1-75
| 2006-10-28 00:36
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